>橘麗執(k18)頷く彼の頬に淡い口づけを降らせ、橘のネクタイに指を這わせる。素材が良いのだろうか。指先を潜らせ軽く引けば容易く緩められそうだった。ゆっくりと視界が慣れ、もうすでに輪郭がみてとれる。そしてシルクアードの指先が、静かに橘のネクタイを緩めていき。