>月枷黒那(k70)ベッドに近寄ると、月枷は布団にしがみつき眠っていた。「ん?…やっぱり寂しかったのかな」彼の頬に、そして瞳に涙の痕が残っている事に気づき、寂しがらせたかもしれないという思いに駈られた。「よし、よし」はだけた布団をかけ直すついでに、シルクアードも布団に潜り、月枷をふわりと抱き横になる。