「気の毒だけどねぇ……君はこれから俺の人形になるんだ……仲良くしようじゃない?……ハハハ」意識を失った彼女を見て不敵な笑みを浮かべると、抱えながらその場を後にした。勿論、その場の証拠を残さない為に彼女が落とした教材も拾いあげて。*****場所は替わり、そこは暗い密室の部屋。周りは暗くて目視出来ないが、唯一PCの画面が一部を照らしている。そこには椅子に縛り付けた女生徒を置きながら、暗い布団に座り込み、スマホを起動して画面を見ていた。