「…嫌だよ。今から動くの面倒だし、何よりここは私の家。別にいたっていいでしょ」ふわぁ、と呑気にまた欠伸をし視線を逸らしまた猫のように丸くなる。動く気はさらさらないようで引越し業者の動きをじーっと見ながら、ふと思い出したように「あ、そうそう」と言えば下記に続いて「他の人には私の姿見えてないから、貴方は壁に話しかける変人になってますよ。私に構ってないで荷物片付けたらどーですか?」嫌味っぽく敬語を使うとぷいっとそっぽを向く。