「……へ?」大丈夫かと声をかけられて顔を上げた。そしてなぜここに私以外の人がいるのだろうと困惑もしていた。しかし考えていても体調は悪くなる一方で、薬が入っているかばんを指さした。「あそこ、から……薬取ってくれませんか…?」