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>>28
「えっ、そうなんですか？食べます、食べます！」
彼からの食事という提案の問い掛けに、良いですねと食い付く。
何せ、裏社会で稼いでいるとはいえ、生活困難な経済では素朴な食事が多く、贅沢な食事を易々とは出来ない。
矢張り、彼は金を稼ぐ事に抜かりない。
自身も、りみを買いたいと言う次の客への接客を頑張っちゃおうかなぁと思える。
彼の一仕事に、今度はりみが一肌脱ぐ番だ。食事にも話術は使える訳で、値下げを要求する役目を受け請っているのである。