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>>13 ぺちか様
那月「えぇー……ちょっとしかくれないの…？ もっとたくさんほしいのに…」
立ち上がった彼女の背中を押しながら、了承してくれたのは嬉しいけど、またキスしかしてくれないのかと思って口を尖らせる。

慈雨「あげなくていいんじゃないの？ ソイツに襲われても知らないよ？」
せっかく構ってこちらを撫でてくれていたのに邪魔をされ、飼い主を見ている那月を睨みつける。


>>14 白璃様
雪斗「うむ、了解じゃ。」
ニコッとあどけない笑みで笑い返すと、夕食を作りに台所へ向かう。

慈雨「……べ、別にお礼言うようなことじゃないし、雪斗が勝手にああ言っただけだから…」
あのジジイ気を使ったなと思いながら移動し、那緒の隣に座る。心配したことだけではなく、その格好にドキドキしていることも素直に言えず、俯いて少し頬を赤くしながら彼女の手をそっと握って答える。