「大丈夫だよ、那月はいい子だから。心配してくれてありがとう。慈雨は優しいね」襲われる。確かにその可能性は十分にあるから否定は出来ないけれど、精気が足りないと普段から言っているし襲われたらそれはまぁ仕方ないのかなって思ってしまう。一度一緒に暮らすと決めたのだから覚悟はしている。ただキス以上はとても恥ずかしくて進んで出来ないだけ。慈雨が心配してくれてるのかなと思い少し嬉しくなり頬を緩ませながら慈雨に礼を言うと那月と別の部屋へと移る。