>>69「あ?何云ってんだよ、手前がマフィアに入ると云うまで俺は手前に会いに来るぞ。明日も、な。無かったことになんかならねェよ」少しずつ躰の硬直が解けてきたため、琴巴の上から降り、ポケットからハンケチを取り出して、銃弾がかすった琴巴の二の腕に結んで止血する。そして、自分の頬と肩の傷はそのままに、「また、明日な」と云って立ち上がった。