>>112「俺との会話が楽しい?そう、か‥」俺には気難しいところがあって、推測でしかないが気兼ねなく会話が出来ている人は居ないと思われる。然し、彼はそんな俺との会話を楽しいと言った。照れくさく感じ、顔を逸らした頬には淡い紅潮に色付いていて。信用するしないにせよ、現時点では舌を噛み切られる心配はほぼ無いのだと安堵して良いのかもしれない。