>>11「はぁ……すみません、扉を開けてもらっても……?」かしゃん、と音を立てて落ちた鍵を見ながらそう言った。家の中にいれてしまえば、あとはどうにでもなる。>>12「俺に何か、できることは」再び掴んだ腕に力がこもり、表情が引きつっている気がした。それは虐待だ。どうするべきか?脳があらゆることを考えた。