>>148「君ってやっぱり変わってるよね」扉の反対側の壁に背をつけて配置されている革張りのソファーに腰掛け、足を組む。やがて、ベッドの上の彼のことなど忘れ、開いた本に没頭し始めた。>>149「やっぱり。俺も、お節介ってよく言われるんだ」お節介、という言葉はいい意味ではなくて、例えばこの世話焼きが、こうして感謝されるものであったなら。