>>151「……楽しめそうだよ、君で良かった」就寝したのを見てぼそりと呟き、再び本へ没頭する。夜はいつも、少しの物音でも覚醒してしまう。やがて睡眠時間は短くなった。【朝まで飛ばして頂いても大丈夫です!】>>152「……!」アイスに刺していたスプーンを手放す。からん、と音を立てて落ちることに見向きもせず、彼を見た。良くないことすら引き寄せるこの世話焼きは、彼のためにあったのだとすら思った。