>>167「言っておくけど、ストーカーはしていないよ。俺は、不恰好なことはしない」強がって平気なふりをしている、その様が嫌いではない。服従して少しでも痛みを逃れようとする、今までの男達とは違って、飼い慣らし甲斐があるというものだ。>>168「夜まではまだ時間あるか。テレビとか観てて良いよ、ゆっくりしてって」スプーン二つとカップアイスの塵を運び、食器類の片付けをついでに始めながら、彼に向けて声をかける。