>>174「…此れから先も、お前の事を分かる時は無いだろうな。」此れから先、と云っても長居するつもりは無いけどな。然し、此処を抜け出すまでは深川の言う、傷を刻み込む愛を注がれ、受けていく事になるのか、とじっとりと見つめてくる彼を依然として見遣り、彼自身の食事を始めたのを見受け、そっぽを向きぽつりと呟く。