>>222「そろそろ一人で食べたいんじゃない?」相手の方へスプーンの持ち手を向け、差し出す。にこにこと笑みを浮かべ、相手の考えを読んだようなタイミングで切り出した。>>223「じゃ、今日はちょっと早目に夕飯にしよ。鍋でどう?」嫌いなものを知らないが、鍋なら、そのものが嫌いでない限り色々工夫出来る。シメをどうしようか、と早くも考えた。