>>253「勿論。たくさん食えよ」おたまをそちらに向け、にこやかに返す。一つ一つに表情を返してくれる彼は、とても可愛らしい。>>254「やっぱり君は素直だよ、可愛らしいね」俺を欺くのなら、もっとよく考えた方が良い。恐らく内心穏やかでない彼を思い浮かべ、くすりと笑う。触れていた髪が乾き、ドライヤーを切った。