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>>271

「別に、もう大して痛みは感じねぇよ。」
相手は俺に、飽きてこないのだろうか。こちとらいい加減に、飽々として退屈な日々の時を過ごしていると、声を掛けてきた。
少し血の滲む包帯を見遣りつつも、彼の言う痛みには既に、普通慣れるもんじゃ無いだろうが、感覚が麻痺してきたのか慣れてしまっている。
俺としては、ほっといてくれても構わない故、彼の言葉には気にも留めず、治療や痛みを訴える事をせずに連絡の一つも、出来ず仕舞いである新橋のことで思考に耽り。

【そろそろ、異変を感じて動き出す悠里君の描写も交えてお願いします！】