>>284「よく似合ってる。そのまま良い子にしていてくれたら、あまり痛いことはしないよ」眼帯をするりと撫でてから、立ち上がる。時刻は深夜……彼を床で寝かせるか、隣のベッドで寝かせるかを思案する。>>285「そう、仕事でね。……ついて来ない方がいいと思うけどね」外へ出たい、と言いたげな顔にくすりと笑う。本当は仕事なんてなく、ただ、彼の動きが見たいだけなのだ。それならば、鎖を外してやっても面白いかもしれない。