>>344「っ!…んな訳、ねっ‥だろ」相手は、気を抜いていたのか俺が繰り出した蹴りは、見事に腹へクリーンヒットした事に、得意げに巧くいったとばかり僅かに口角が上がる。直撃して彼が怯んだ間に、足を引っ込めようと考えていたが、そんな隙も与えられない瞬間的に抱え込まれてしまった。まさか、食べられたい訳ない。相も変わらず目付きは鋭いままに、否定する。