>>440「おいで、ご飯にしよう」朝食と飲み物を全て運んだ後、ベッドに座る彼を呼ぶ。オムレツとサラダ、コンソメスープ。そういや、嫌いなものは聞いていなかった。>>441「……それだけなら」本当は連絡先だって交換したくないけれど、要求を断って逆上されたら恐ろしい。スマホを出し、了承を示す。>>442「今日作ってもらうの、それでも良い?」咄嗟に浮かばなかっただけで、ナポリタンより卵料理が好きだった。窺うように聞く。