>>61「ぅ……」自身の肉を頬張る姿を目にして、思わず頬を痙攣らせ俺は一言、否、一音発したきり絶句して言葉を失う。自身の肉だと云う事に、居た堪れない気持ちで目も逸らそうにも逸らせないで居た。先程まで信じ得なかった事に、人肉を食うと云う行動をとって見せた男を今目前で、其の光景を確かに自分の目で見たのだから信じるしかない。