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「嬉しくないが、そりゃ如何も。
…そうだな、なら、勉強道具一式。出来れば端末機器も。」
自身の肉の感想を述べられ、軽口を叩きつつ言葉を返して。
引き締まっていると言う事は確り鍛えられていた、と云う証拠だと汲み取る。
勉強。其の単語から如何に真面目なのかが窺える程、其れを欲する真剣な瞳に真面目さが滲み出ていて。
自身もこれ程勉強に拘ってしまうとは、と内心思うところはあるが、何も其の為だけでは無い。
逃してくれないと言うのならば、施策を気付かれない程度で紙に書き記していけばいいだけの事、其れだけだ。