>>730顔を少し上げ、頷いた。「……あの、運命の番でも、匂いが分からないことはあるんでしょうか……?」意を決したように、質問した。>>731「軽いもので良ければ、あり合わせでなんか作るけど。いる?」頷き、その場所から出る。家までの道のりを歩きながら、聞いた。>>732「良いよ、ゆっくりで。時間あるしさ」時間をかけて悩んでいる様子に、くすりと笑う。