>>834「ぅん……恥ずかしい、です」これじゃあまるで、真っ当な恋愛をしているようじゃないか。空になったコップを触りながら答える。>>835「玲玖、起きろ」朝食を作り終え、起床時間になっても眠る彼の元へ向かう。カーテンを開け、布団を引き剥がした。>>836「慣れてるなら仕方ないか。一緒に寝てみたかったけど」同じベッドでなくとも、布団を並べて眠るのでも楽しいかもしれないと思っていた。