>>936「! ……が、んばる、行く」ぎくりと固まるも、数秒考えて決意する。時には荒療治も必要だ。折角同行者がいるのだから、やれる時にやらなければ。>>937「ずっと薬で発情期を抑えていて……だから、怖いんです……僕が僕じゃなくなる気がして」顔を覆い、俯く。彼の匂いを嗅ぎ取っただけで、あの有様なのだから。>>938「……分かった、信じるよ」本当のことを言っていないような気がしたが、それなら詮索しても仕方がないと、引き下がった。