>>950「……か、噛まないで……噛まないでください」ひときわ大きく震え、両掌で頸を押さえて起き上がる。そんなこと、からはしないと分かっているのに。>>951「……うん、ありがとう」迷惑にならないかと一瞬考えるも、せっかく差し出してくれただからと手を繋ぐ。>>952「それでも良いよ。何か無理だと思ったら、で良い」その時頼るのが俺であればいいのにと願うのは、都合のいい考えだ。