「同僚ね……一限は確か英語ですね」 夜凪はスカートを下ろしてついていく。二人が教室に来ると、中にいた正真が笑って手を振った。「よお、赤羽に夜凪。相変わらず仲良いなお前ら。夜はいつもヤってんのか?」 さきほどお姫様だっこしていたのを見たのか、正真は修一の肩に腕を回す。