>>175「私は君を大切に思っているから、心配しているんだよ。分かるかい?」信じる、と言われ、向けた心配が血のためではないと説明する。>>176もう一枚で自分の身体を拭っている間に、弱い力で握られ、微笑む。ある程度拭き終え、ベッドの隣へ潜り込んだ。>>177 「良いじゃないか。どんなものであれ、知らない世界を知るのは面白いよ」作品に対しての自信がないのか、執着がないのか。分からないが、伝えた言葉は真実だった。