>>227「触ってもいいかい?私を突き飛ばして、逃げても良いんだよ」 ぽかんと惚けた顔をした彼を見つめ、口角を持ち上げる。>>228「お待たせしました。どうぞ、お召し上がりください」紅茶とマドレーヌを前に起き、自分はもう一つの紅茶だけを持って向かいに座る。>>229「まあ、細かいことは良いじゃないか」年齢のことを指摘され、肩を竦める。照れくさそうにしているが、どうやら嫌がられてはいなさそうだ。