>>235「君は倒れたんだから、寝ていなきゃ駄目でしょ」困ったように笑い、椅子から降りて隣へ座る。自分がいるから、気を遣わせているかもしれない。>>236「……逃げないで、私を見て」瞳を見つめながら、相手の口へ指を入れる。口内を掻き回し、舌を指二本で挟んだ。>>237「そうですか……作った甲斐がありました」カップを置き、嬉しそうに微笑む。立ち上がり、宜しければ、とジャムを置いた。