>>294「もう、お帰りになってしまいますか?」ティーセットを片付け、再び何もないテーブルの席に着き、そう聞く。>>295「そういうことも抜きにして、愛していんだよ。……と言っても、難しいかな」愛情を感じてこなかった彼のことだ。すぐに理解するのは難しいかもしれない。>>296「……そう、いい子。そのまま……」温めたローションを手に伸ばし、後ろの口へ塗り馴染ませる。