>>30「君は疲れ切っているねえ、何かに行き詰まっている?」リビングへ通し、ソファへ座らせた彼の隣に腰掛ける。顎を指で持ち上げ、瞳を見つめた。>>31「悪いねえ、遠慮なく」吸血鬼のように鋭利な刃を首筋に突き立て、吸血する。頬は微かに紅潮していた。