>>394「……ああ、そうだったね。すまない」配慮のない発言だったと自省し、俯く顔を上げさせる。相手の唇に触れながら、どうすれば眠れるだろうかと思案した。>>395「洗ってくれるのかい、ありがとう」暴れることだけは一人前だったあの男により足を痛めたことよりも、阻止できないほど弛んだ自分が嫌だった。