>>645「また明日以降、君の兄について聞くことにするよ……おやすみ」頬を紅潮させて俯く相手の顔を持ち上げ、唇に触れるだけのキスをしてからそう言った。>>646「そんなことはないよ。こうして話しながら探し回るのも、面白いからね」欲しいものが分かっていればこうして歩き回る必要はない。どちらにせよ、彼に関することなら楽しいのだろうと思った。