>>927「じゃあ、ゆっくりお休み」ベッドに身体を横たえさせ、布団をかけてやってから、頬を包むように撫でた。>>928「……ああ、唇も良いものだね」やがて血が止まるまで、じわじわと滲む赤を舐めていた。口付けたことで相手の血の色が唇に馴染み、口紅をつけたように染まっている。