>>103「なんでって、そんなに駄目だったか?」背中を壁に押し当てられても怯まずに、俺の腕を掴んだまま未だ離さずに下を向いて話す、そんな彼の問い掛けや様子に此方も、顔の向きは俯き加減で見詰め、質問を質問で返して。