>>147「…? 少し歩けば直ぐだかんな。」肩に回した腕を下されてもなんだ、嫌だったのか。と不快を覚えたのだろうと気にせず、一言声を掛けるとそのまま歩き。歩いている際、具合が悪化しても直ぐに腕を彼の背に添えられるよう、俺の後を着いて歩く彼と離れ過ぎない程度には、然りげ無く相手との歩幅を合わせて。