>>169「おーい、晩飯出来たがまだ来れそうにねぇーのか?」粉末スープと調味料を加えた出汁を味見して、味加減にぺろりと舌を出し台所で一人ウンウン、と満足気に頷いていた。麺の茹で加減が丁度良い頃合に、火を止めて、まだリビングに姿が現れていない事により彼を此処へ促す為、舞い戻るよう彼を残してきた自室の扉を声を掛け乍ら開き。