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>>279

「あ、あぁ。つってもよ、前の学校と内容被っててつまんねぇんだもんよ。」
凄みのある彼の笑顔にあ、怒らせたらヤバいタイプだ…此奴。と察して、取り敢えず返答をし乍目線を逸らせ俯き不平を垂れるも、余裕で居られるのも此れ迄な為、肝に銘じておく。一先ず、彼のお陰で無事にノート提出は出来た。

小休憩に入って、教室の空いたスペースで何やら集まり、健全な男子であるが故猥談が繰り広げられる輪に呼ばれて交じり。
「あー？何かと思えば俺がネコだぁ？ねぇーだろ。仮にそうなっても、主導権は俺が握ってやらぁ。」
黙ってれば可愛げがあるもんだ、と寝顔を見ていた内の一人の男子が口にした冗談を知識としては知っていた故、笑い飛ばす。
不穏な内容ではあるものの、多数の人と早くも仲睦まじく会話していて。

〈今はこのまま続ける、でお願いします〉