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>>342

「まぁ、好きだな。顔が良いのに隠しちまうなんて勿体ねぇよ。ぜってぇ女にモテるだろ、お前好きな奴とかいねぇの？」
好きかと問われれば、隠す必要も無いので素直に答え、自分からも純粋に気になった疑問を口にして。
蒸しタオルの代わりに、と言って渡された濡れタオルを「あぁ、構わないぜ、さんきゅ。」と一言お礼して、有難く受け取り。
「んぇ？何か問題でもあるのか？俺に劣情なんてしねぇだろ。其れともなに、自慰の事を言ってんの？見られて興奮する趣味はねぇよ、俺は。なんならトイレに移動すっか？」
少し此方に距離を詰めてきた彼に、然りげ無く後退りして平然と、露出させた肌に濡れタオルを這わせ、先ずは男子に舐められた頸筋を拭って。
彼の言うそんな事、が自慰の方を指すのであれば、修哉が気にすんなら、とトイレに行く事も考えて。