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>>348

「嫉妬、ね。いんや、嫌いになれないな。そんなことねぇよ、俺と修哉はマブダチのままだ。」
キスをされ目を瞠るが、優しいキスにそのまま受け止め、胸中を察して安心させるように目を細め、柔和な微笑みを浮かべ乍、言葉を口にする。
嫉妬していたや恋人でもないのにと聞き、なんなら付き合ってみるか？なんて言葉が脳裏を過ぎるが、俺と付き合いでもすれば碌な事はないし、喧嘩を吹っ掛けられる事も有るだろう。若し修哉が良くても傷付く事は俺が許さない。身の安全の為そうなるならいっそのこと、お互いに今の関係である事が妥当だろう。