>>459「!…あんがとよ。」自意識的に助けを求めた訳じゃないが、俺の状況に気付き、対処してくれた彼を肩越しで振り向きざまに見上げ、曖昧な苦笑を浮かべ乍ぼそりと礼を言って。其の後は何事も無く、暫く電車に揺られ続け。