15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

>>905

「ふぅん、なるべく早くな。ふぁ…くっ、んぅ…なぁ…まだ終わんねぇの？あっ、」
素早く掻き出せる事を知らないが故、相手の言葉を鵜呑みにして、正面へ向き直り相手に委ねる。
意地悪をされているとは知らず、浴室に響く、溢れ出てしまう声を抑えるよう、暫く口を閉していたが、敢えて時間を掛けさせているかのようなもどかしさで、一向に掻き出し終える気配を感じ得ない事に、怪訝そうな声音で尋ね。
彼の指が粘膜を押し始めて束の間、四つん這いだった体勢は、片腕の力がカクンと抜け、肘が床に下りたのと同時に上半身もがズシャァ‥と突っ伏すようになって、まるで猫の如くに、伸びをした猫を連想とさせる其の様は猫宛らにして、其のつもりは無いが、傍から見ると媚びるように尻を突き出している形とも云える事が示唆出来て。
其の羞恥を自覚し、もう片方の腕で慌てて体勢を立て直そうとするものの、うまく腕力が込めれずに焦りも相まって、一秒でも長くこんな有様を見られたくはなく、一刻も早くと狼狽し乍ら体勢を立て直す事だけに余計手間取る。