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>>936

「…？んにゃっ、ぅあ…やべ、奥に……ッ？？」
腰を抱えられたかと思えば、不意に仰向けに変えられ吃驚し、顔を完全なる正面で、彼の目に晒されると、両腕で隠してしまいたい気持ちに駆られたが隠すことはせず。正確には出来なかった、に等しいのだが。
先程では当たっていなかった奥を突かれ、ギラギラとした瞳の視線で捉え首筋に吸い付き、時折噛み付いてくる相手の様を漠然と見詰め乍、抱き締めてくれる彼の腕の中で、ビクビクと痙攣しドライでイった感覚に陥り、体が突き抜けるほどの言い知れぬ快感が走ったにも拘らず、射精出来ていない事に、訳が分からないといった様子で。