>>260まだ少し余裕のある頃に作り終え、寝室へ起こしに行く。身体を軽く揺らし、声をかけた。「城崎さん、起きてください」>>261「勿論良いよ。ここから近いし」ここから持ち帰ることは、大した手間でもない。大の男が縫いぐるみを二つも持ち帰るのが、少々恥ずかしいことくらいだ。>>262どうやら本来の楽しみ方からは外れているが、本人が楽しそうにしているからと一人頷いた。「あ、もう出口か」