>>269「んー……特にないんだよなぁ」目的は達成したし、人にもそれなりに慣れた。相手の行きたいところはあるだろうかと、そちらに目を向ける。>>270「もう一回入る?」外の眩しさに目を瞑ってから、瞬く。物足りなさそうにしている相手の方を向き、そう提案した。>>271「……ううん、大丈夫、です。ご飯温めて、待ってますね」俯いて相手を見ず、足早にキッチンへ向かう。顔は赤くて、挙句心臓は早鐘を打っているのを知られたくなかった。