>>373「美味しいと思う。味も調整したし」彼と食事を共にすることも滅多にないことだと珍しく思いながら、取り皿などの準備をして席に着く。>>374「……忘れてください……」熱くなった頬は戻らず、もどかしくなって氷の入ったコップを頬に当てた。眉を下げ、恥ずかしがっている。>>375「どう?回しただけ速く回るんだよ」不慣れながらに回している姿が微笑ましくて、見つめながら感想を聞く。