>>401「ん、分かった」頷き、食器を運ぶ姿を横目に、取り分けた分を食べきった。自分も空にした食器類をシンクへ運ぶ。>>402「あ、終わった」元あった場所に止まり、入り口を開けて先に降りた。開けたまま、相手が出てくるのを待つ。>>403作ったものを何度も褒められ、恥じらいながら微笑んだ。彼への苦手意識が薄れていくと同時に、知りたいと思った。「……あの、貴方のことを知りたくて」