>>177クッキーしかなかった為、一応聴いておこうとキッチンから顔を覗かせる。「クッキーでも……?」安心したような相手の姿に毒気が抜かれ、今さら罪悪感を感じてすこし悲しげに微笑み。「…ごめんな」小さくそう呟いて、ポットを片手に今度は何も入ってないお茶をまた相手のカップに注ぎ、クッキー缶を置く。自分も向かいあうように座り、相手が眠るのを待ち。